事実
Bitqueryによると、ブラジル時間11月2日9時27分〜13時56分にイーサリアム上の顧客入金アドレス3万6042件が空にされた。取引所が封じ込めを発表したのは同日9時56分で、発表後も流出が続いた。入金アドレスからの送金が各アドレスで直接承認されていたとし、秘密鍵または代行署名システムへのアクセスの可能性を指摘。被害推計は11チェーン横断で約4860万ドル。取引所側は自社資金で顧客損失を補填する方針を示し、旧入金アドレスの再利用を控えるよう案内。11月9日に残高閲覧を再開予定だが、入出金・取引の再開時期は未定。OdailyがDecryptを引用して速報し、ChainCatcherも同事件を報じている。
なぜ重要か
「封じ込め宣言」とオンチェーン上の実際の流出停止が一致しない事例。入金アドレス(ホット側)の鍵・署名権限が攻撃面になった点は、取引所預託リスクの再確認材料になる。
日本の個人投資家への含意
国内取引所の口座であっても、(a)入出金停止時の公式発表の読み方、(b)コールド/分別管理の開示、(c)被害時の補填方針の有無、を見る材料になる。ブラジル勢の事件そのものが日本規制の変更を意味するわけではない。
注意
被害額は分析会社と取引所で開きがあり、最終確定ではない。補填方針の表明は、支払完了や再開時期を約束するものではない。
中文出典
Odaily(https://www.odaily.news/zh-CN/newsflash/531337)
ChainCatcher(https://www.chaincatcher.com/article/2301519)
一次情報
Decrypt「Mercado Bitcoin Said Its Hack Was Contained, But Blockchain Data Tells a Different Story」
Mercado Bitcoin公式ヘルプ(封じ込め後の更新・追跡アドレス共有)
CoinPost「ブラジルMercado Bitcoin 、ハッキング『封じ込め』発表後も不正流出が4時間続いた」(2026年11月6日)
ご注意
本記事は中国語圏の報道を日本語で整理した情報提供であり、投資助言ではありません。数字や日付は各出典の公表時点のものです。暗号資産の取引は、金融庁・財務局に登録された暗号資産交換業者を通じ、ご自身の判断で行ってください。

